ビシュケク:キルギス


アルマトイ➡︎ビシュケク(キルギス)


f:id:shallowwell:20140902023431j:plain朝8:00前に起床。8:00から朝飯とのことだったが、8時過ぎに行っても変な目で見られただけだったので散歩することにした。やはり時間にルーズだ。町はディーゼルカーのにおいで充満しているが、嫌いなにおいではない。異国情緒を感じる。ホテルに戻ると、さすがに朝食を食べている人がいた。朝食はパンとハム、ゆで卵、チーズに、チーズおかゆのようなものがあった。このおかゆはオートミールで、なんとも甘い。チーズだとおもったものはココナッツミルクだったようだ。僕はそんなに嫌いではないが、なんでも受け入れそうな今福の口には合わず、多くを残してしまった。荷物をまとめて早速キルギスへ向かう。帰りにアルマティに戻ってきて飛行機に乗るから観光はその時だ。まずはバスターミナルを目指し路面電車に飛び乗った。f:id:shallowwell:20140902022325j:plain何も考えずに飛び乗ったが、硬貨が必要なことをすっかり忘れていた。チケットを買えないと不正乗車とみなされてしまい面倒なのでこれまた焦った。入るはずもはいのにお札を券売機に入れようとしていたら、親切なレディが助けに来てくれた。おそらく日本だったら自動改札に紙幣を入れるように奇妙なことをしていたのだろう。レディは自分たちの硬貨が足りないと見ると、自分の硬貨を差し出してくれたのである。さらに足りなかったので、他の客にも頼んでくれた。カザフスタンの人のホスピタリティに驚かされた。無事にバスターミナルに着き、ビシュケク行きのバス探しである。窓口の人にビシュケクと言っていたあまりにも簡単にばすが見つかった。日本人だと言ったらこれまた喜ばれた。バスでは四人掛けの席に5人が座っているところに詰め込まれた。5時間のバス旅であるから先が思いやられたが、両脇の人と指差し会話帳で会話して見るうちに仲良くなり、楽しく過ごせた。今福の折り紙技術で心を開かせた女の子はとても可愛かった。

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15:00にようやくビシュケクに到着した。まずは宿探しである。ビシュケクには日本人が経営している桜ゲストハウスという宿があり、ひとまずそこを目指した。さすがに日本人が作ったサイトの地図を頼りにしたためわかりやすく、ヒッチハイクでかなり簡単にたどり着くことができた。


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昼飯を食べていなかったので、ひとまず街を歩いてレストランを探した。20分ほど歩いて大衆食堂のようなものを見つけ、入ることにした。店内はハエがブンブンしている上に、メニューはロシア語だけだ。しかたないから適当に頼んでみる。うかつにサラダを頼んでしまった。生野菜は当たる可能性が高く、不安であるため殺菌効果のある酢を大量にかけて食べる。メインディッシュは肉の炒め物のようなもので、肉には少し臭みがある。羊の肉だろうか。ひとまず美味しかった。お腹いっぱいになるまで食べて2人で800円程度だ。店をでて、そのまま中心地の観光にでかける。先ほどからよく見かけるジュースの露天売りのようなものが気になり、飲んで見ることにした。f:id:shallowwell:20140902023722j:plainビールのように泡が立っているが、口に触れた瞬間すべて飲み干せないだろうと悟った。なにか全くわからなかったが、ヨーグルトのような風味と酸味があり、かなり強烈な臭みがある。馬の発酵飲料だと思われる。基本食べ物を残なさい僕らだが、二人とも1/5程度飲んでギブアップし捨てた。平気で飲んでいた現地人の気が知れない。中心部にはソ連時代の面影が残る威圧的な雰囲気の建物がたくさんある。統治時代の厳しさのようなものを感じた。歩いて宿に戻ったが、この時点でこの日2.5リットルほどの水を飲んでいた。 まるでダイエット中のOLのようだが、それでも小便が濃いことには驚いた。皮膚には感じないが、かなり乾燥しているようだ。夜はビールを飲み、ゆっくり過ごした。