タシュラバット:さよなら文明
8/29ビシュケク➡︎ナリン➡︎タシュ・ラバット
昨晩の牛丸さんの話に感化された2人は強行軍でナリンに向かう。
朝8時に牛丸さんとアフトバクザールに向かう。
イスラームのあいさつ、「アッサラーム・アレイクム」が気に入っているらしく道端にいる人に声をかけている。
自分も使ってみたいが使うタイミングがわからない。
ナリンまではバスで5時間。
途中から道が悪くなり全く寝れない。
今福はヘドバン状態でも寝ていたけど意味がわからない。
CBTというナリンの観光案内所には石原さんという日本人がいてかなり助けられた。
自分達の日程の中でナリンに来たことをまず驚かれたというより呆れられたが、その中で上手くプランを組んでもらった。
旅行先としてマニアックなキルギスの中でもマニアックなナリンの中でもさらにマニアックなチャタルコル湖を目指すことにした。
ひと段落したらまずは腹ごしらえ。
ラグマンを食べようとしたが売り切れのようで、お好み焼き串のような料理を食べた。
とても美味い。
キルギス料理は肉が美味しい上に野菜をしっかり取れて最高だ。
もちろん店内にハエが飛んでいたのは言うまでもないが。
17時にキャラバンサライであるタシュ・ラバットへ向かう。
なんだかんだ2時間。ユルタとモスクのある谷間に到着した。
ユルタに泊まれるとは思っていなかったため、2人とも感激。
川辺を歩いているとかわいい女性が2人。ベルギー人だそうだ。
1人は日本に住んでいたらしく、とても話しやすい。
彼女たちのうちの1人がお腹を壊したためにタシュ・ラバットに留まったとのことだ。
ナイスな写真も撮らせていただいた。
ベルギー人最高。
モスクの中はいくつか部屋があり、ちょうど夕暮れ時で薄暗かったため2人で入ってもなかなか怖かった。
ユルタから出ると、人びとが輪になって子供を踊らせていたので、
外から写真を撮っていると自分たちも踊らされた。
子供のダンスのキレがあまりに良かったから将来大物になるだろうなと直感した。
帰省に来ているビシュケク在住の大家族のようだ。
英語を話せる14歳の双子は日本人だと言うと大喜びし、どんなマンガや歌が好きか盛んに尋ねてくる。
試しに螺旋丸の真似をしたら喜んだ。
江南スタイルが流れ始めると先ほどのベルギー人も混ざってみんなで踊る。
まさかキルギスまできて一緒に江南スタイルを踊るとは思わなかったが、くそ楽しかった。
連絡先を渡され、次にビシュケクに来る時は必ず連絡しろと言われた。
夜ご飯は念願のプロフとラグマンが同時に出てきた。
プロフはべとついたチャーハンのような感じで、やはり油っこい。
ラグマンはかなり美味。
ベルギー人も一緒に食べにきて、話題に尽きなかった。
星空も綺麗だし、最高の夜。もちろん山奥でWIFIは来ないから、これから3日間デジタル・ディヴァイドである。
さようなら。