波乱の大移動
8/31チャタルコル➡︎タシュ・ラバット➡︎ナリン➡︎ビシュケク
この日は大移動の日。
馬で3時間、車で7時間という遊牧民族も驚く移動っぷりだ。
朝7時半に起床。
ご飯を食べて8時半に出発。
甘いものしかない朝食にはいい加減飽きてきた。
下りは登りよりもはるかにしんどい。馬が大きく揺れてケツやももが擦れるからだ。
景色が綺麗じゃなかったら耐えられない。
下りは2時間で着いた。
しかし早く進んだ分だけケツはすれているのだ。
タシュ・ラバットでチャイを勧められたのでひと休憩。
こちらの人々はチャイを飲ませるのが大好きだ。
ナリンへ車で2時間。
願っていたとおりベルギー人の集団に出会えた。素敵だ。
ナリンからビシュケクへのバスがないようなので困ったが
乗合タクシーを拾うことにする。
乗合タクシーには運転手とその友人、俺たち2人と客がもう1人の5人であった。
俺たちが日本人だとわかるととたんに親しくなり、ヴォトカを勧められたので飲むことにした。
結局俺は6杯ほどショットで飲んだ。
酒のつまみはベシュパルマックという皿うどんのようなもの。手で食べるのが礼儀らしいから手で食べる。味は悪くないがなんというのか、スーパーの生鮮食品を分けて入れる用の袋みたいなものにはいっていたのを食べるから少し気味が悪いと言った感じ。
その上あのまずいクムスを飲まされる。
今福は車酔いの影響もあって気持ち悪そう
「ちょっと止めてもらってくんね」
っていうから急いでドライバーに止めてもらったら、
道端に飛び出してげぼ。
とても辛そうだった。
俺も途中から頭痛と気だるさに襲われた。
時間を計算してもらえればわかると思うが、飲み始めたのは13時頃で、17時頃には二日酔いの状態になっていた。
その後は散々風俗にみんなで行くことを勧められる。
頑なに拒否し続けたのに何十回も言われてさすがに腹が立ち始めた。
ちなみに酒も食べ物も風俗も勧めて来るのは助手席のおやじで、運転手は良識があったため、助手席のおやじを抑えてくれた。
さらに言いたいのは、助手席のおやじはキルギス語で話しかけて来るのでこちらはほぼ全く理解できないのである。
結局到着まで6時間半かかって、
その間キルギス語おやじの相手をし続けた自分を褒めていただきたい。
ということで、サクラゲストハウスに着いたのは19:30になっていた。
そしてサクラゲストハウスではこの間の踊り場すら空いていないという泣きっ面に蜂状態。
疋田さんに近くのホテルを教えてもらったのでそこにいくことにする。
このホテルがまたひどいホテルで、
WI-FIなし、トイレも床も汚い、洗濯も朝9時からという惨状。
しかたなく隣の中華料理屋にWI-FIを使うために行った。
中国語の接客だったので腕の見せ所だが、値段の聞き方さえも忘れてしまっていた。
まあロシア語とか覚えたせいかな。
あとは8/31がキルギスの独立記念日だったため、花火をやっていた。
今年最初の花火がキルギス独立記念日の花火になるとは感慨深い()
なにはともあれサクラゲストハウスは神。今日は本当にお疲れ。