大移動Ⅱ:ウズベク入り

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ビシュケク➡︎アルマトイ➡︎タシュケント


この日も前日に引き続き大移動だ。タシュケント行きの飛行機にアルマティから乗らなきゃいけない。朝6時に起床。ひとまず気になっていた近くにあるモスクに散歩に行く。これと言って特に印象はない。洗濯をしようとしたけどアルマトイの街を少し回ろうということになったからとにかく支度をして宿を出る。毎度洗濯は後回しになるよね。

西バスターミナルへ向かうのだけど、バスが満員で乗り込めない。ようやく乗り込んだバスも超満員だ。朝ラッシュの中央線ほどではないけど、ドアが一つしかないから毎回客が降りる度に身をよじって道を開けなくてはいけないのがしんどい。アルマティ行きのバスに乗り、カザフスタンに再び入国。アルマティまで5時間だ。初日にも来た時はなんとも思わなかったけど、キルギスの自然(田舎)に目が慣れた後だとアルマティが予想以上に都会に見えた。立体交差の道路だとか10階以上あるビルだとかショッピングモールだとかがある度に感動していたからはたから見たら東京出身とは思えないはず。3日間電波すら届かない山奥にいたことの後遺症だろうか。とにかく文明ってすごい。アルマティでは聖ゼンコフ教会というロシア正教の教会を見た。比較的色合いの地味なイギリスの教会と違って、とてもカラフルで可愛らしい。イッツ・ア・スモールワールドを連想させる。今にも小窓から何か人形が飛び出して来そう。内装も金をふんだんに使っていて煌びやかだ。これもイギリスのものとは違う。その近くには世界大戦で活躍した28人の戦士を祀る墓がある。その後、バザールを見ようと思ったが月曜日は定休日とのこと。寿司レストランを見つけたので勢いで入った。さすがは日本の寿司、高級レストランのようで8貫でサービス料こみで3000テンゲ(1800円くらい)もした。美味しいけど、スシロー並みというところかな。笑 やはり日本の真の味は真似できないんだね。

タシュケント行きの飛行機までの時間がないのだけど、乗るべきバスが見つからない。極真空手をやっていたというおじちゃんがとても親切で、一緒に行ってもらえることに。結局時間がないのでタクシーを停めてもらい、値段交渉もしてくれたから行きのぼったくりタクシーの1/3以下の言い値だった。言葉が伝わらないのがもどかしいけど、やはり頼るべきは現地人だ。タシュケントまではウズベキスタン航空で飛ぶ。たった一時間強で到着する。バスだと20時間はかかることを考えると飛行機って神。ウズベキスタンはやはり入国に時間がかかる。牛丸さんも言っていたけど、所持金を少なく申請したりすると相当ヤバイことになるらしいからいつもは適当な2人もかなり慎重に数えた。ウズベキスタン航空の荷物の扱いはひどいようで、バックパックのカバーが外れていた上に破れていて、中に入れていた眼鏡ケースもひしゃげていた。これにはオコ。帰りにお土産を入れるのもためらわれる。タシュケント空港では泊まるB&Bの人が迎えに来てくれている。英語がペラペラで、対応が神。明日電車でサマルカンドに行きたいと言うと、前日に取った方がいいと教えてくれた。もう夜も遅かったので駅まで行って取ってもらった。(有料:15$) メトロでタシュケント駅まで行くには朝6時に出ないといけないと聞いて青ざめる2人。明日は5時起きか。ひとまず今朝サボった洗濯をして外に干したが、朝までに乾く気がしない。Wi-Fiも反応が悪いし、歯切れの悪い1日の終わりだった。