ノーベルと過ごすダイナマイトなハニーデイ
2/12 木
渡航からすでに一週間が経過。
ストックホルムの街にも新鮮味がなくなってきた。
とりわけ今日は今までで1番なんでもない日だった。笑
でも知らない街に沈没して慣れてくことの心地よさも長期滞在だからこそ味わえる。
9時からゴットランド島への旅行のための作戦会議。
結局MOSメンバー9人のうち4人しか行かないことに。
全員行くのかと思ってたけど、金銭的な事情とかもろもろあってね。
まぁ団体に縛られず自分の自由な時間がかなり多いのは自分としてはとてもいい。
そのあとはノーベル賞博物館へ。
ご存知ノーベルの出身国であり、ここストックホルムで平和賞以外の受賞式が行われる。
その名の通り歴代のノーベル賞受賞者が展示されてたり、
物理学賞を取った日本人3人と俺。
ノーベルの生涯が紹介されていたり、
といった感じ。
そもそも自分はノーベル賞について無知すぎたから日本人でも知らない人がちょいちょいいた。
全部は読みきれないし、英語のガイドとかも聞いてたけど20分くらいで頭が疲れたから、
細かいところは後でウィキペディア先生に聞くことにする。笑
とにかく、ノーベルは偉大な人間のようなイメージあるけど、
言っちゃえば武器を売りさばいて多くの人を殺してお金を稼いだ商人。
そんな人が死後の評価を気にして莫大な遺産を賞として優秀なひとに与えることになったのだ。
いい人寄りの悪い人ですね。笑
お昼代わりのホットドッグ
そのあとはスウェーデン王立大学(KTH)の見学。理系の大学。
再びここの学生であるAsaのガイド。
1番古い建物はハリーポッターのホグワーツみたいでかっこよい。
図書館にも潜入。
一橋とは違って居眠りは禁止されてるらしい。
寝るなら家に帰れ とのこと。
俺なんかが使ったら即退場ですね。笑
夕食は市庁舎の中のレストランを家族が予約してくれた。
なんと、今年のノーベル賞受賞者が食べたものと全く同じコースを食べれるらしい。
家族がご馳走してくれたんだけど、
ちらっと見えた値段に驚愕した。
その驚きの値段とは...
なんと1100クローネ。
冷静に計算して2万円弱。
しかもこれはアルコールなしの価格だから、もっとしたはず。
料理は、カニのかぼちゃスープ、
シカ肉のロースト、
デザート(形容できない)
お酒はシャンパン、赤ワイン、デザートワインの順に出てくる。
とにかく豪華。
シカ肉ロースト美味すぎ。
2万円もするであろう料理をご馳走してもらっているという事実だけで恐れ多くて畏まってしまった。笑
こんなおもてなしをしてくれるファミリーに本当に感謝。
そして彼らに出会えてとても運がいいと思う。
素敵な人に出会うたびに自分も魅力的になりたいと思う。
変わるなら、明日からじゃなくて今から。
じゃないとずっとこのままですね。