最後のスウェーデン



2/17 火

明日朝のフライトでストックホルムを立つので
今日で実質スウェーデン最終日。

もう終わってしまうのかという感じだけど、
2週間前のたどり着いた日を思い出すと1ヶ月くらい昔のように感じる。
という旅行の時のによくある現象。

11時から大学で、EIJSという、
日本に関わる研究をしているヨーロッパの団体のストックホルム支局の人たちとミーティングをした。

日本とスウェーデンの福祉の比較、人権の比較、トラックの比較、などなど分野は多岐にわたっていた。
日本語をかなり喋れる人もいた。
漢検二級を目指している人がいたことには驚いた。
覚えるだけで複雑な思考がいらないから楽だとか。

ちなみに2/17はセムラの日らしいので、ミルクに漬けたセムラを頂けた。
お菓子を牛乳につけるのは日本にはあんまないな、と思ったら
EXJのメンバーも牛乳につけることに驚いていた。
若い人はあまりやらないようだ。笑った。

そのあとはまだ行っていなかった市庁舎に行く。
これは20世紀の初めに建てられたものでそれほど古くはないが、ノーベル賞授賞式が行われるホールがあることで有名。
ちなみに現在は市庁舎の機能は移転されている。
高級な場所なのでガイドツアーと一緒じゃないと見学できない。
入るとテレビで見たことのあるホールが広がっている。

極めつけは黄金のホールで、広い空間がすべて金ぴか。 
約10キロの金が使われているらしい。
10キロは少ないように思えるが、
サマルカンドのティラカリ・メドレセ(金のメドレセ)が確か1キロだったから、そのすごさがわかる。

マックで時間をつぶして(wifiがくる)
最後のfarewell partyへ。
Asaとその彼氏がスウェーデン料理をこしらえてくれた。
ミートボール、マイ.フェイバリットのabbaのニシン、じゃがいも、などなど。
スウェーデンのパーティーソングも歌ってくれて面白かった。
日本では何を歌おうかという議論になった。
思えば飲み会で定番の歌とかはない。
なぜか残酷な天使のテーゼという結論。俺は歌えない。

さらには昨日やったほうれん草ゲームとかを紹介し(ほうれん草をそのままスウェーデン人に言わせる)
最後に人狼(werewolf)をやった。
日本人メンバーはスウェーデン人と比べたら英語が喋れないのでみんな沈黙がちで、
あまり面白くなかったけどまぁ盛り上がった。

farewellという感じが全くしなかったのは、2ヶ月後にまた会うからだろうね。
今度は自分が迎えなくてはいけない。自分がホスト。
これは大変なことだ。
しっかりと準備したい。

とにかくEXJメンバーはみんな心優しくて面白かった。
後手後手に回っていた感はあったけど、これもスウェーデン人らしさなのかもしれない。
さまざまなことを手配してくれて本当に感謝している。
...というのは彼らに英語で言うべき。笑

これで2週間のホームステイが終わるわけだが、
もしすべてのブログを読んでくださっている方がいたら
つまらないブログをここまで読んでくださったことを感謝する。

なんか本当に遊んでばっかりいたが、実際に現地の大学生や留学生と触れ合えたことはかなり刺激になった。
出会った人は親日的な人が多く、自分よりも日本について知っている人もかなりいた。
日本についてももっと勉強して知っておきたいと思わされる。
とにかくいい経験ができた。これからが大変だがMOSには行ってよかったと思ってる。

明日からは一週間ひとり旅。
ベルリンへ飛んで、鉄路でミュンヘン、ウィーンへと回る。
ウィーンで今福くんとの日程が被ったみたいだからまた会うんだろうな。笑

初めての海外一人旅。どうなるのかな、とても楽しみ。