ベルリン到着

2/18 水

スウェーデンを立つ。
6時にかけた目覚ましが何故か作動しておらず、ピンチ。
毎朝トイレに行きたくて6:30に起きてしまうのだけど、今回はそのおかげで助かった。

ちなみにパッキングがだるくなって
昨晩疲れてたから、朝やろ
という思考回路になり寝てしまったために、慌てて荷物を放り込む。
こういうところがアホですね。
まじで直したほうがいい。
まぁゆっくりお母さんと話しながら朝ごはんガッツリ食べるための早起きだったから一応大丈夫だった。

最後の朝も自分のお気に入りのレバーペースト・ピクルス・チーズのサンドイッチを作った。
日本に持って帰りたい。

ファミリーとハグして別れる。また会えそうな気がするからそんなに寂しくない。
ちなみにLouisはスクールキャンプで6:30に家を出ていたためハグできず。寝坊が悔やまれる。笑

空港へ。飛行機が30分遅れるとのメールが入る。
今回使うのはエアベルリン。
格安航空だけどやや高めで、ある程度のサービスはある。
さて、空港でチェックインしようとするとカードが無効だといわれる。
この話については旅の途中に思い出したくないので書く手が進まない。
要するに現在飛行機を二重支払いしたのである。
つらいから忘れさせてくれ、たのむ。

1時間半でベルリンに到着。
ひとまず先ほどの支払いの件の払い戻しを求めにサービスセンターに行くが、
ここでは対処できないからサイトから質問して対処してもらえと言われる。
ネットで調べて返金される気がしなかったから
懲りずに別の場所でもやるが、結果は同じ。

とても辛いけど、このことを引きずってると旅行が楽しめないから今はさっぱり忘れて日本に帰ってからやることにする。

さて、まずはホテルに向かう。
ベルリン・ウェルカムカードという市内交通乗り放題と様々なディスカウントが付いたチケットを購入。
72時間28ユーロ(4000円くらい)

結果的にこのカードを買ったのは間違いだった。
割引のきく美術館のなかに自分が行きたいものがなかったからだ。
それなら1日乗車券を3つ買ったほうがオトクだった。
ベルリンウェルカムカードとか言う名前だったら買いたくなっちゃうよね〜。

最寄りの駅Alexanderplatz まで空港から行くバスがあるからそれに乗る。
着いてからスクショしておいたグーグルマップ先生を頼りにスーツケースを引きずって歩くこと5分。
示された位置には落書きされた8階だてくらいの廃墟がある。
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あたりを一周してくまなく探してもホテルらしきものは見つからない。
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廃墟は電気がどこも付いてないからこれが営業しているはずがない。
ちなみに予約したホテルはドミトリーで一泊13ユーロ(2000円弱)

Bookingドットコムに騙されたのかと思い、本気で別のホテルを探そうかと検討したが、
目の前にファストフード店を発見。ひとまずソーセージを頼んで店員のお兄さんに聞いてみると、なんと大通りの反対側にあった。
そういえば、グーグルマップに「およその位置」って書いてあったな。
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ホテルに着くまでですでにこんな感じで、この先どうなることやら。

予定より1時間くらい遅くなったものの、15:00頃からベルリン観光へ出発。
ひとまず明るいうちにメインであるウンテル・デン・リンデンの周辺を回る。
バスで気になったところがあれば降りる形式。
ここからは感動の連続だった。

まずはベルリン大聖堂。
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両脇の緑色のドームは迫力がすごい。ものすごい圧倒感。きれいだった。
これはホーエンツォレルン家の墓所で、中には94もの棺があるとか。

その次は国会議事堂前で降りる。
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中にはガラス張りのドームがあるみたいで人気。
セキュリティチェックが必要で面倒なのでまたあとで入る。

さらに歩いてブランデンブルグ門。
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プロイセン時代に作られた凱旋門。
冷戦期はこの正面に壁が立っていた。

最後に戦勝記念の塔。
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ウンテルデンリンデン上にブランデンブルグ門から見える。

どれにも迫力があり圧倒された。
当時のプロイセン国王がいかに自らの威厳を誇示しようとしたかが伝わってくる。

その後はカイザーヴィルヘルム記念教会へと向かう。
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これは第二次大戦の戦火で半壊した教会で、戦争の残酷さを後世に伝えるために一部修復されて残されたものらしい。
教会の塔の部分は今でも壊れたままだった。
内側のモザイク天井は青が使われていてサマルカンドを思い出す美しさ。
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日も暮れそうなので、食べ歩きをすることにする。
まずはガイドブックにあったカリーブルストTOP3の店ひとつであるWitty'sに行く。
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カリーブルストとは、ソーセージにカレー粉とケチャップをかけたもので、ベルリン名物だ。
メニューがよくわからず付け合せのポテトも注文したら7ユーロもした。
ケチャップとマヨネーズをおっちゃんがかけすぎたせいでいくらかしょっぱかったし。
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あれ全部つけたら致死量。笑
でも味は確かで、かなりうまい。
病みつきになる味。

そのあとはユダヤ博物館に行こうとしたが、最寄り駅周辺があまりに薄暗く、少し距離もあったため、
ユダヤ人の歴史を見たあとに帰る時のことも考えてホテルに戻ることにした。

ホテルに着いたのは7時ころ。
なんと部屋には俺一人。
隣の間にイギリス人カップルと、南アメリカ人がいた。

軽く挨拶しただけで、友達はできなかった。
ドミトリーで友達作ってワイワイするはずだったのに、こんなはずじゃなかった。
明日は友達作ろう。